ピロリ菌の除菌
ピロリ菌の持続感染は、将来的な胃がんや胃悪性リンパ腫、その他血液疾患の
原因とされ、なるべく若いうちに除菌することが勧められています。
・当院は、近々の内視鏡検査で胃がんの可能性が除外さた胃・十二指腸潰瘍や
胃炎の患者さんに対し、保険診療の範囲内でピロリ菌の除菌を行っています。
・薬を朝夕5粒ずつ7日間服用するだけで、除菌成功率は9割とされています。
除菌失敗の判定になっても、保険診療で二次除菌まで対応しています。
・抗生剤2種類が含まれており、服薬期間中や後には味覚異常や下痢などが
出現する可能性もあります。
・服薬後約2か月以上さましてから除菌判定することが必要です。
・除菌成功が確認された後も、胃がん発生の潜在性はしばらく続くので、
毎年の内視鏡検査をお勧めしています。