苦痛の少ない経鼻内視鏡(胃カメラ)
経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)について
昔の胃カメラは、口から管を挿入するタイプで苦痛が伴いましたが、現在は鼻から細い管(先頭部分が5mm程度)を挿入する苦痛の少ないタイプが一般的になっています。鼻から挿入しますので、吐き気が起こりにくく、会話できるのが特徴です。
当院は開院当初より経鼻内視鏡を使って(富山市では初導入)おります。
まずはお電話でご予約ください。症状によっては、当日施行できる様に工夫できる場合もありますので、まずはご相談ください。下記は午前中の内視鏡検査についての説明ですが、午後(3時前後)の検査も可能です。お問い合わせください。
検査の流れ(午前検査の場合)
検査前日
夕食は、夜9時までに、消化の良いものをとってください。
水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査当日の午前9時まで可です。
検査当日
朝、食事はとらないでお越しください(朝の薬がある場合には指示に従ってください)。
検査中
ベッドに左向きになった状態で検査を行います。
検査時間自体は観察だけなら約10分です。
内視鏡のモニターを見ながら質問したりできます。
診断の一助のために、色素をまいたり組織を採取したりすることがあります。
もし病変が見つかれば、必要に応じて組織を採取する生検を行います。生検を行った際は検査当日のアルコールは控えてください。
留意事項
- 検査中は空気で多少お腹が張りますが、検査後数時間でもとに戻ります。